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SF素人が空想科学小説に耽溺するブログ。

モラトリアム

   

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ミステリの森に迷う⑪ コナン・ドイル『シャーロック・ホームズの事件簿』

 端正で知的な顔の背後に地獄の残忍性を忍ばせた恐るべき犯罪貴族グルーナー男爵との対決を描く『高名な依頼人』。等身大の精巧な人形を用いて犯人の心理を撹乱させ、みごと、盗まれた王冠ダイヤを取戻す『マザリンの宝石』。収集狂の孤独な老人がその風変わりな姓ゆえに巻込まれた奇妙な遺産相続事件のからくりを解く『三人ガリデブ』。ますます円熟した筆で描く最後の短編集である。
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SF読もうぜ(266) 小松左京『エスパイ』

 “エスパイ”――それは、人の心を読み、物体を透視し、意志の力で物体を動かす超能力を持つ者たちの諜報集団である。ソ連首相暗殺計画の阻止を命じられたエスパイの一員・田村良夫は早速行動に移るが、彼の前に現れた敵も超能力者の集団だった!ニューヨーク、バルセロナ、イスタンブール、ウイーン、遂には宇宙へと繰り広げられる国際的陰謀の首謀者ミスター“S”の正体とは果たして何者なのか?

ジェネレーション・ギャップ 浦沢直樹『20世紀少年』

日本が高度成長期のまっただ中の1970年代。夢と希望に満ちあふれた時代。少年たちが空想した世界。地球滅亡をもくろむ悪の組織、東京を破壊し尽くす巨大ロボット。世界は混沌し、滅亡に向かっていく。それに立ち向かい地球を救う、勧善懲悪の正義のヒーローとその仲間たち。こんな下らないストーリーを“よげんの書”と、少年たちは名付けた。大人になるにつれ、そんな空想の記憶は薄れていく。
 しかし、1997年幼なじみの死をきっかけに、その記憶が次第に呼び覚まされていく。そして、世界各地の異変が昔幼い頃空想した、“よげんの書”通りに起こっていることに気づく。出来事に必ず絡んでくる謎の男“ともだち”との出会いによって、全ての歯車は回り出す。悪の組織“ともだち”に、ヒーロー“ケンヂ”は果たして立ち向かえるのか。(wikipedeaより)

SF読もうぜ(265) 高千穂遙『ダーティペアの大帝国』

img231.jpg ダーティペア・ウィズ・バトル・モンスターズ!
 最新テクノロジーで、大陸まるごとひとつをゲーム世界に仕立て上げた人気テーマパーク、バーバリアン・エイジ。ここに潜入操作していたユリとケイは、ヒロイックファンタジーの世界にどっぷりと漬かっていた。ところが何者かがバーバリアン・エイジにハッキングをかけ、ゲームのシステムを書き換えたために、世界が一変してしまったのだ。ユリとケイは、事件の核心に迫るべく捜査を再開する。
 サトシとピカチュウに捧げる、ヴァーチャル・アドヴェンチャー!

ミステリの森に迷う⑩ コナン・ドイル『シャーロック・ホームズ最後の挨拶』

 引退して田舎に引籠もっていたホームズが、ドイツのスパイ逮捕に力を貸す、シリーズ中の異色作『最後の挨拶』。ほかに、一人暮らしの老婆のもとに塩漬けの耳が送られてくる『ボール箱』、姿を見せない下宿人と奇妙な新聞広告の謎を解く『赤い輪』、国家機密である特殊潜航艇の設計図の盗難をめげってホームズ兄弟が活躍する『ブルース・パティントン設計書』など全8編を収録。

ミステリの森に迷う⑨ 筒井康隆『フェミニズム殺人事件』

 南紀・産浜の高級リゾートホテル。待遇、料理が抜群で、選ばれた紳士淑女だけが宿泊できる。作家・石坂は執筆のため、このホテルに滞在した。夜ごとのディナーとお洒落な会話、滞在客は石坂の他五名。会社役員夫妻、美貌のキャリアウーマン、地元の名士、大学助教授だった。サロン的雰囲気、完全密室の中で、三人が次々と殺された――。奇抜なトリックの謎を解く、本格推理長編。

ミステリの森に迷う⑧ コナン・ドイル『恐怖の谷』

 ホームズのもとに届いた暗号の手紙。時を同じくして起きた暗号どおりの殺人事件。サセックス州の小村にある古い館の主人が、散弾銃で顔を撃たれたというのだ。事件の背後には、宿敵モリアティ教授の影が垣間見える――操作に当ったホームズが探り出したのは、20年前のアメリカに端を発する、恐怖の復讐劇だった。推理、冒険、恋、友情を描ききったホームズ・シリーズ最後の長編。

ミステリの森に迷う⑦ コナン・ドイル『シャーロック・ホームズの帰還』

 自ら歴史小説家と称していたドイルは『最後の事件』をもってホームズ物語を終了しようとした。しかし、読者からの強い要望に応え、巧妙なトリックを用いて、滝壺に転落死したはずのホームズを「帰還」させたのである。本編はホームズ物語の第三短篇集で、帰還後第一の事件を取上げた『空家の冒険』をはじめ、『六つのナポレオン』『金縁の鼻眼鏡』など、いよいよ円熟した筆で読者を魅了する。

ミステリの森に迷う⑥ モーリス・ルブラン『怪盗紳士ルパン』

img230.jpg 大西洋を行く客船プロヴァンス号に無線が入った。《貴船にルパンあり。一等船客、金髪、偽名はR・・・・・・》あの怪盗紳士がこの船に!いったい誰がルパンなのか?船客たちは恐怖と興奮に沸きたつが――世界に知らぬ者なきヒーローが誕生した記念すべき「アルセール・ルパンの逮捕」など、傑作九篇を収録。ルパンの前にルパンなく、ルパンの後にルパンなし。変幻自在、神出鬼没、快刀乱麻の怪盗の活躍を、最新訳で贈る第一弾

ミステリの森に迷う⑤ コナン・ドイル『バスカヴィル家の犬』

img227.jpg 深夜、銀幕のような濃霧のたちこめた西部イングランドの荒野に、忽然と姿を現した怪物。らんらんと光る双眼、火を吐く口、全身を青い炎で燃やす伝説にまつわる魔の犬は、名家バスカヴィル家の当主ヘンリ卿を目がけて、矢のように走る――。きわだった叙景によって舞台となる特殊地帯を一種の密室のように仕上げ、息づまるばかりの緊張を生む、ホームズ物語中最大の長編。

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