遠藤周作『白い人・黄色い人』

　『白い人』は、醜悪な主人公とパリサイ的な神学生との対立を、第二次大戦中のドイツ占領下リヨンでのナチ拷問の場に追いつめ、人間実存の根源に神を求める意志の必然性を見いだそうとした芥川賞受賞作。『黄色い人』は、友人の許婚者をなんらの良心の呵責も感じずに犯す日本青年と、神父を官憲に売った破戒の白人僧を描いて、汎神論的風土における神の意味を追求する初期作品。

積読の嵐

　最近、忙しくてあんまり本が読めません。部屋の中には買ったはいいが時間がなくて読めない本がわんさか。記録して、今後の励みにしたいと思います。今出ている課題が終れば、こんだけ楽しみな本が待っているんだ！

唐木順三『無用者の系譜』

唐木順三の日本文学論考

ＳＦ読もうぜ(166) 筒井康隆『銀齢の果て』

　和菓子司の隠居、宇谷九一郎の住む宮脇町でも「老人相互処刑制度（シルバー・バトル）」が始まった。町内にはもと自衛官、神父、もとプロレスラー、そして幼なじみなど、「強敵」五十数人が犇いている！21世紀最大の、禁断の問いをめぐる筒井文学の新たな代表作！

筒井康隆『邪眼鳥』

断筆宣言解除後、発表された二篇の小説。

『筒井康隆の世界』

筒井康隆に関するエッセイ・評論集

筒井康隆『トーク８ 筒井康隆対談集』

筒井康隆の対談集

筒井康隆『ロートレック荘事件』

筒井康隆の長篇推理小説

筒井康隆『巨船ベラス・レトラス』

筒井康隆の長篇

『評伝筒井康隆』

筒井康隆の評伝