「キッチン」で鮮烈にデビューしてから、吉本ばななの心に映ったもの。恋のこと、死、友情、作家について…。日常から、彼女を勇気づけ、揺さぶるものも少なくなかった。触発する人々、愛する地・浅草、銀座…。真理を見いだそうと懸命に模索する作家の魂が行く、果てのない旅。その出発点ともいえる初のエッセイ集。(角川文庫:紹介文より)
なんか自然派。
読んでいて、角ばっていた心が丸くなってきた。
ホラーやスティーブン・キングについて、熱く書かれていて感動した。人について書くときのこの方の基本は「ほめまくる」ことにあるようです。
もともとは大好きなザ・ブルーハーツについて書いてあるようなので購入したのですが、好きなものを「好き!」と(マッキーの歌みたい)誰かに言ってもらうのは、すごく気持ちいいことですね。
ほろっときたり、しみじみしたり、共感したり。
時代の空気が感じられて心地よい。
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