バレンタインに本命チョコをもらう奴なんて全員、死ねばいいんだー!!(挨拶)
バレンタインの余韻も冷めやらぬ今日この頃、皆さん(
サンデー読者の八割)はいかがおすごしでしょうか?残り二割の人は死んでください。本日は『ハヤテのごとく!』。『週刊少年サンデー』に2004年~連載。アニメ化決定。
親の作った
1億5千万円の借金を背負った、とっても幸薄い主人公・綾崎ハヤテ(あやさきはやて)。クリスマスの夜、出会った少女のカンチガイとなりゆきで、なぜかその少女・ナギお嬢さまの執事になることに。さらにお嬢さまはハヤテのかわりに借金を肩がわりしてくれたものだから、今度はお嬢さまにお金を返すべく、ハヤテはバリバリ働きます!! 愛と
流血の執事ライフストーリー、
先行き不透明のまま突っ走り中!!(以上公式サイトより)
以前、僕が『月夜のドレス』の記事で、
リアル女装の人が目撃されているということを書いたことを覚えてらっしゃる方はおられるでしょうか。
ほかでもないバレンタインデー当日、僕はそのおじさまを目撃してしまいました。時刻は夜の十一時半。憧れのその君は、自転車に跨り、交差点で信号待ちをしておられました。
セーラー帽に上は白のベスト。
下はミニのセーラースカート。そして、
ルーズソックス。暗がりでよくは見えませんでしたが、スネ毛は処理している様子で、
社会の迷惑にはなっていないようでした(←たぶん)。
なぜ、
上は着込んでいるのに下は超ミニのスカートなのか!?ミニのスカートなのに、なぜ自転車なのか。パンツ見せたくなくて、その
すごい内股になっているのであれば、履いてこなければいいではないか!!
さまざまな疑問を僕の胸に残しつつ、そのおじさんは信号が青になると、軽快に、かつ颯爽と夜の暗闇に消えていきました。そう、
疾風のごとく!(と、無理やりつなげてみる)
と、いうわけで、それを記念して、
天下に名だたる女装マンガ『ハヤテのごとく!』をフィーチャーです。
四巻の帯の読者メッセージの紹介で、「がんばれ主人公!!でも
女装姿も似合いますね」「
ねこ耳のシーンがちょ→かわいかったです!」という声をいただいている素晴らしい漫画。
もはや、内容については紹介するまでもないでしょうが、三千院家という大富豪のお嬢様ナギに仕える執事ハヤテが主人公の執事マンガであります。
ロリ(ナギ)やら、
メイドさん(サキ、マリア)やら、
ツンデレ生徒会長(ヒナギク)やら、
関西少女(咲耶)やら、
天然神秘系少女(伊澄)やら、同級生(ハムスター)やら、強力なラインナップに惑わされもせず、
年上属性というピンぼけの健全な主人公ハヤテ。最近、次々とその女性たちを陥落しているハヤテですが、実は一番読者を陥落しているのが、ハヤテのもう一つの姿
綾崎ハーマイオニーです。
もともと一巻ですでに女装姿(制服・ネコ耳)にされたハヤテでありましたが、その後も、幾度となく想像の中で
巫女さんやら、
ウエディングドレス姿にされていました。
しかし、究極はやはり白皇学園の伝統行事「ヒナ祭り祭り」。
女装好きの人形師が作製した人形の呪いを受けたハヤテは、
メイド姿になってしまいます。その後、
スカートの中をのぞかれそうになったり、同級生に見つかったり、
男に惚れられたり、さまざまな受難を乗り越えつつ、さらにバージョンアップして、
うさ耳メイドになってしまうという素敵な展開に。
こちらの頭の中もお祭り状態になってしまいましたよ。
作者の畑先生の人物設定によれば、
綾崎ハーマイオニー
白皇学院ヒナ祭り祭りに突如現われた謎の美少女。なぜか大人気。特に
男性に大人気。(中略)僕の尊敬するまんが家さんが「まんが家は読者がひくくらいの事をしなくてはダメだ」と言っていたので
ここまでやればさすがにひくだろうと思って登場させたわけですが、予想に反して大反響。
主に20代男性にびっくりするほどの大反響。日本の将来が不安です。今後も
メインヒロインとしてがんばってくれると思います。
とのこと。僕も20代男性ですが、
この世代にはなにか呪いでもかかっているのでしょうか。僕も日本の将来が不安です。この作品が成功した要因はやはり、日本のオタク人口の拡大と、「漫研のサンデー」と呼ばれていた『週刊少年サンデー』という掲載誌の性格が挙げられるでしょう。『週刊少年マガジン』のオタク傾斜といい、
本当に日本の将来が不安です。
あと、ハヤテに足りない女装少年としての要因は、
口では嫌だといいつつ自分の姿にうっとりしてしまうというところだと思います。これさえあれば、完璧なのに!まあ、ハヤテはオタクであろうとも、趣味は健全であるので、これからもそんなシーンはないんだろうなあ。
アニメ化も決定しており、今春から放送とのこと。世間の人の目に触れることも多くなりそうです。これで、女装少年愛好者が増えることを僕は非常に心配しています。このアニメが日本がもっとダメになっていく原因にならないことを祈りつつ・・・・・・。
追伸:やっぱり、リアル女装よりは、二次元女装のほうがいいものです。
当たり前ですが。
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