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SF素人が空想科学小説に耽溺するブログ。

モラトリアム

   

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怪奇・蠅男 『ザ・フライ』

 物質転移装置という大発明を成し遂げたブランドル博士。だが自分の肉体を使った人体実験には、一匹のハエが紛れ込んでいた! その日を境に、彼の体には驚異の変体が起こる。やがて彼は忌まわしいハエ人間となって恋人の前に現れた…!

 前半はまともな映画。後半からグロいホラー

 前半は『ザ・フライ』という外面だけは高級そうな名前がよく似合う。科学者とジャーナリストの恋。物質転移装置の効果。おお、けっこう面白いじゃないの、と思いつつ見ていたら・・・・・・。

 主人公セスは恋人が昔の男に会いに行ったってんで、酔っ払って転送機に入り、ハエと融合。おいおい。
 朝起きると、異常に体が軽くなっているってんで、逆立ちしながら腕立てをしだしたり、ジャッキー・チェン並みの体力馬鹿に。延々と器械体操。さらに、セックスまで強くなり、したりないんで、恋人の制止もきかず、街へガールハンティングに。おいおい。
 その後、外面がドロドロになっていくにしたがって、「ああ、俺はなんてことをしてしまったんだ」と後悔するも、蠅との融合が安定し始めると、壁や天井を四足で這い回り、「人類より優れた新種の誕生だ!」と気炎を上げ始めます。おいおい。
 と、展開についていけず、「おいおい」と声をかけるだけの僕を置き去りにしたまま、彼女が妊娠。蛆虫みたいな子どもが生まれました!「うわー!」と思ったら、夢でした

 その後、ハエ男は、消化液(どう見ても吐瀉物にしか見えない)を出して、男の手足を溶かしたり、彼女に向かって「子どもとお前と俺、三人で融合して本当の家族になろう!」と意味不明のことを言い出したり、モンスターとして十分な荒業をいくつもみせてくれました。そして、お定まりにハエ男はやられて終了。しかし、ハエ男が悪い奴でもなんでもなかったばかりに、後味は悪く、どう考えても感動に持って行こうとしか思えないストーリーは、その悪趣味なグロさの前に無力です。
 とにかく、怖いよりも、グロいだけの映画でした。1958年に製作されたオリジナルの題名は『ハエ男の恐怖』。こちらの題名のほうが正確だと思います。
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