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柳田国男「日本の昔話」(新潮文庫)

『聴耳頭巾』や『藁しべ長者』など、広く世に知られた話から『猿の尾はなぜ短い』や『海の水はなぜ鹹い』など、古くから語り伝えられた形をそのまま残したものまで。私たちを育んできた昔話のかずかずを、民俗学の先達が各地からあつめて美しい日本語で後世に残そうとした名著。人間と動物たちとの騙しくらべや、長者ばなしのなかに、日本人の素朴な原型を見ることができるだろう。(新潮文庫:紹介文より)


 なかなかおもしろかった。

 民話や昔話、童話などが大好きです。
 この本には、たいへん短い原始的な「お話」がたくさん収録されています。
 その長さは、幼い子の寝つきのため、枕もとで誰かが語り終わる頃にはその子が寝入っているくらい、といったらおわかりでしょうか。

 昔話にはおなじみの、動物たち、山姥たち、怪物たち(さとりの化物はやはりこわいですね!)、知恵ものたち、愚かものたちが、たくさん登場します。見知った話もあれば、全然知らない話もあって、とっても興味深く読みました。カテゴライズはされていないものの、同系統の話の順に並べられていて、それぞれを比較しながら読むことができるので、飽きません。

 「ジブリの教科書」の「となりのトトロ」編を読んでいるところなので、日本土着の物語というものに、非常に興味津々です。同じ文庫に「日本の伝説」というのもあるようなので、さっそく読んでみたくなりました。

 この本の中で一番好きな話は、分別八十八(ふんべつやそはち)。ミステリのような味わいの物語(五度殺された男の話です)で、独特の味わいがあります。ぜひご賞味あれ。
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