松本清張記念館九周年記念の筒井康隆氏の講演会に行って参りました。題目は「小説とは何か」ということで、感情移入論による文学史ということでした。中村光夫の『日本の近代小説』を読み返して、今日の日に備えたので、話に登場する人々の名前がよく理解できてよかったです。なにごとも準備は大事だなあと思いました。いずれ本になさるようなので、楽しみです。
生の筒井さんはとってもカッコよかったです。髪型がすごくきまってました。講演がお上手であることは聞き及んでおりましたが、ジョークをまじえつつお話になる様子が、かなり手馴れていて、さすが役者をやっているだけあって、言葉ひとつひとつがはっきりとしていて聴きやすかったです。とても、充実した時間をすごすことができました。
なお、筒井氏は「
ライトノベルを書く」と力強く宣言しておられましたので、とっても楽しみです。
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