熊の親子とウリ坊の日常生活と、子どもたちの成長を描いたストーリーギャグマンガ。
子どもたちを見守る一家の大黒柱母ちゃん。兄の奔放さに憧れる優等生大ちゃん。
母親をこの熊一家に食われながらも、それを機に一家に加わることになったウリ坊。
そして、なんといってもこのマンガの主人公は
ヒグマなのに全身真っ白のアルビノ(?)、シロ。シロは体の色だけでなく行動や性格もどこか変。ウリ坊の艶かしい太ももになんだか興奮してしまい舐めまわしたり、
モモンガに恋してしまったり(うーん、アブノーマル)。
動物の生態を使ったギャグがそこかしこに散りばめられ、コマの隅から隅まで見逃せません。しかも、この作品、感動して泣ける!特に終わりのほうの二冊は号泣ものでした。
動物が大好きな人はぜひ。非情な自然という敵と、我々が失ってしまって久しい「生きる」という生々しい感覚がよみがえる素晴らしい作品だと思います。
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