昆虫型エイリアン = バグズと人類との戦いが激化する近未来。バグズが支配する辺境の惑星で激しく交戦を続けていたシェパード将軍率いる中隊は、敵の猛攻撃に合い退却を余儀なくされる。既に廃墟と化した連邦軍の基地へ命からがら逃込んだ中隊は、そこで想像を絶する恐怖にさらされる…。
バーホーベンの偉大さがよくわかりました。
地球を出発し大宇宙に乗り出す若者たちというダイナミックさで魅せてくれた一作目。普通二作目はさらにスケールを大きくしようとして失敗したりするもんですが、こちらは反対にやたらに
せせこましい話になってしまいました。
迫りくるバグを機関銃で撃ちまくることこそが、この映画の存在理由だと思っていたのですが、逃げ込んだ基地らしきところで、バグに寄生される人間たちとのサスペンスなのか
B級ホラーなのかよくわからない展開になっていき、はっきりいって教訓的な最後なんかどうでもよかったです。
監督さんは特殊効果とかをやってる人みたいで、監督デビューであんたがやりたかったことって本当にこれなんかい!と突っ込みを入れたくもなるのですが、やりたかったんでしょうねえ。
口から虫が飛び出たり、手足が取れたり、裸のお姉さんが人を殺したり、たしかにバーホーベン以上に派手にはやったけれども、効果的に使えていないのが致命傷です。
「スターシップ・トゥルーパーズ」という名の別の映画だと思います。B級ホラーファンにはオススメ。
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