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「現代〈死語〉ノート」小林信彦(岩波新書)

「太陽族」「黄色いダイヤ」「私は嘘は申しません」「あたり前田のクラッカー」「ナウ」…。時代の姿をもっともよく映し出すのは、誰もが口にし、やがて消えて行った流行語である。「もはや戦後ではない」とされた一九五六年から二十年にわたるキイワードを紹介する、同時代観察エッセー。(岩波新書:紹介文より)

 死語についての記録。

 現在でも定着しているものもちらほら。曲り角(仏映画の「危険な曲り角」より)や反面教師(毛沢東語録より)なんかは学校のテストでも出ますよね。

 でも、どちらかというと忘れ去られた言葉のほうに僕は興味が出てしまいます。
 「ケ・セラ・セラ」「アジャパー」「あたり前田のクラッカー」「ネチョリンコン」「むちゃくちゃでござりまするがな」・・・。書き出してみるだけで面白いではないですか。

 植木等が好きなので、たくさんの流行語が知れてよかった。「わかっちゃいるけどやめられない」「こりゃまた失礼しました」。ときどき使っちゃいます。OLという語句がBGという語句の後釜だったり、日本沈没が流行した1973年の週末ムードも伝わって面白い。

 しかし、ストリーキングなんてのはなんのためにやるか読んでもわからない。なんのために全裸で公の場を通り抜けなければならないのか?「記憶にございません」はこの前、どっかの大臣が言ってましたよね。

 そのうち「安心してください」なんかも味わい深い言葉になるのかもね。
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