本日は『週刊少年マガジン』で新連載も始まった氏家ト全先生の『
女子大生家庭教師濱中アイ』。2003-2006『週刊少年マガジン』連載。
AVみたいなタイトルですが、メジャー少年誌に連載されました。
普通の現代っ子小久保マサヒコの元に家庭教師がやってきた。その名は濱中アイ。彼女は女子高育ちで男性と交際経験がなく、相談相手の家庭教師仲間(中村リョーコ)の入れ知恵で、「
思春期の男の子はエロのみによって生きる」ということを吹き込まれ
エロによる教育指導を実践しようとしていた。半天然ボケの濱中と確信犯の中村が繰り出す
下ネタの嵐。そこに幼なじみの天野ミサキ、クラスメートの若田部アヤナ、的山リンコなどを巻き込んで行われる
萌えと下ネタの競演。
濱中アイの夢は「
出演料をもらう方」ではなく、「給料をもらう方」の教師。教え子の小久保マサヒコと共に彼女も家庭教師生活を経て成長していきます(
エロネタが)。マサヒコの中学生活の三年間をきっちり描ききって連載が終了し、非常にすっきりとスマートにまとまっていて
安心して読める内容になっております。
まあ、少なくとも
大人に読ませる分にしてはと限定付きですが。
縦笛を咥えて吹く少女や、バレンタインに
ガラナチョコをプレゼントしようとしたり、便器にはまった濱中が「このまま抜け出せなかったら私・・・
公衆便所になっちゃうよ~」と発言したり、
バイブレーターでダンシングてるてるぼうずを作ったり、子どもがわかるとは思えません。そして、確実に間違った方向へ彼らを導くような気がします。
まあ、
それはそれでいいとして(←いいのかよ)、このマンガは下ネタだけではありません。いわゆる「萌え」も装備しています。
例えば人気投票第一位に輝いた天野ミサキ。彼女はマサヒコの隣家の
幼なじみにして委員長。幼い頃に結婚の約束をしていたり、押さえるべきところを確実に押さえております。他にもアヤナのツンデレぶりや、リンコの天然ぶりなど、女子の可愛い部分を堪能できます。
下ネタの「エロ」の部分と、萌えの「カワイイ」の部分を足せば、もしかしたら今流行の「エロカワイイ」と感じるかもしれません(←強引)。ですので、若い女性にオススメ(
は絶対にしません)。
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