実に短いあらすじ紹介ですが、毎回登場人物も設定も変わるので共通した部分を挙げれば上のようにしかなりません。この『よみきりもの』は大きくわけて二つのタイプに分かれます。
一つ目は
「おかしな環境」もの。通学路の途中に朝だけ現れる岩の話や、
踏むと「あう」と鳴くマンホールの話、突如地震で校庭に穴が出来る話などです。
そして二つ目は「おかしな少女」もの。性格の変わった少女や妙な能力をもった美少女が次から次に登場します。ぐるぐるメガネを外すと目が潤んでセクシーになる少女(
親に隠れてふとんの中でやおい本を読んでいたら目を悪くしたらしい)。いつもは強気で乱暴なのにやけに涙腺の弱い少女(巨匠キューブリックの『2001年宇宙の旅』で
モノリスに触れた猿が進化したのを見て号泣。
『さらば宇宙戦艦ヤマト』を見て号泣)。
本当に鳥がやってきて休んでいく鳥の巣頭の少女など、各種変人美少女を取り揃えています。
吾妻ひでお的美少女といった感じの「
とぼけた感」がどの少女にも共通していて、ほのぼのとした世界観にあなたは癒されるでしょう。また、強気な女の子が全体的に多いですのでそっち系(?)の方にも嬉しい本です。
では、竹本泉風に今日の文章を終えたいと思います。
うじゃうじゃ(←一部の人にしか通じない)。
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