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SF読もうぜ(28) C・L・ムーア『異次元の女王』

ノースウェスト・スミスシリーズ。


『異次元の女王』

 スミスが目ざめると、そこは暗闇の洞穴だった。そこは二つの次元に、同時に存在する不可思議な場所であり、一つ目の女王、ジュリの支配する都市であった。

 違う次元に同時に存在する都市というシチュエーションがすてき。しかし、ラストはどうかと思います。ジュリが実は異端であるというのもよかった。

『冷たい灰色の神』

 火星の都市、リグァにいたスミスは一人の美女に声をかけられる。彼女は有名な歌姫ジュダイだった。スミスはあるものを手に入れて欲しいと彼女に頼まれるのだが・・・・・・。

 神の形態がはっきりしないので、もう少し丹念に描写してほしいなあ、と思った。しかし、わかりにくい概念が次々登場する。

『炎の美女』

 スミスは仕事の依頼を受け、木星の月の一つに向かう。そこには歌う魔女の神話があり、以前、そこに踏み入った人々は発狂して帰ってきたという。その月で、スミスが出会ったのは地球の神話に残されているある美女神であった。

 相手の欲望が具現化され、それが美女の形をとって表れるという面白いシチュエーション。しかし、美女の群れの登場が多いなあ、このシリーズ。獣になるまでの過程もよかった。

『失われた楽園』

 ニューヨークの高層階で、お茶をしていたスミスと相棒ヤロールは、セレス族の一人を見かける。彼が奪われた箱を奪還することと引き換えに、ヤロールは、彼ら一族の『秘密』を打ち明けることを要求するのだが・・・・・・。

 たとえば誰か一人の命と、引き換えに世界が救われるとして・・・・・・。そんな話です。余計なことするから・・・・・・。けっこう、面白かった。

 総評:神話と女難の物語。特別面白い物語はないが、面白くない物語もない。しかし、スミスという人間がよくわからないな・・・・・・。
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