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SF素人が空想科学小説に耽溺するブログ。

モラトリアム

   

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SF読もうぜ(42) A・E・ヴァン・ヴォクト『宇宙嵐のかなた』

4cfab90f.jpg 地球遥かな大星雲での星図作成計画の大任を果たした宇宙船スター・クラスター号はその帰途、偶然亜人類の存在にかかわる秘密の糸口を発見した。美貌の女艦長グロリアはその謎へ挑戦すべく宇宙嵐の危険をおかして探求の途に立つが、人類との接触をかたくなに拒否する亜人類の頑強な抵抗にあった。敵から送りこまれた二重思考能力者、モルトビーと渡りあううちにいつしかグロリアの心には微妙な感情が・・・・・・大星雲を舞台に展開する大ロマン!

 よいも悪いも「大衆小説!」っていう感じ。壮大なお話で、ハッタリがよくきいていて面白い。艦内の政治駆け引きなんかは、『宇宙船ビーグル号』なんかとつながるものがあって面白かった。

 グロリアとモルトビーという二人の登場人物のどちらに感情移入していいか、わからなくて、少し戸惑うところもあったし、「心理改造」での恋にあまり疑問を持たないモルトビーにも、違和感を持ちましたが。いやあ、怖いねー、心理改造。マインドコントロールを機械的にしたようなものかな?

 二人きりで惑星にたどり着くとこなんか、非常に「恋愛」という要素がうるさく思えてきて、辛いかなあ。まあ、これは個人的な嗜好なので。銀河連合対〈五十の太陽〉といった構図が二人の恋愛によって、弱められているような印象があった。こういった場合に、恋愛はさりげなく描かれる方が好き。

 なんだかんだ文句も言いましたが、楽しく読めました。
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