宇宙人未来人超能力者と一緒に遊ぶのが目的という、正体不明な謎の団体SOS団を率いる涼宮ハルヒの目下の関心事は文化祭が楽しくないことらしい。行事を楽しくしたい心意気は大いに結構だが、なにも俺たちが映画を撮らなくてもいいんじゃないか?ハルヒが何か言い出すたびに、周りの宇宙人未来人超能力者が苦労するんだけどな――スニーカー大賞〈大賞〉を受賞したビミョーに非日常系学園ストーリー、圧倒的人気で第二弾登場!
映画研究会でもないのに映画を撮らされることになったSOS団の面々。
まあ、なんといっても朝日奈さんの羞恥プレイが一番の見所ではないでしょうか。商店街でバニーガール。ウエイトレスの魔女っ子。コスプレ姿がなんだか神々しく思えます。萌えます。
物語的にはそんなに大きなことは起こらないんですが、小事件がちょくちょく起こって、朝日奈さんがビームだしちゃうとか、前作の設定を引きずったままの作品になっています。しかし、読むべきところはやはりそういうところではなくて、魅力的なキャラクターがどのように反応するかであって、長門が無表情で噛み付いてプログラムを注入したり、ハルヒが暴走したり、新しくでてきた鶴屋さんがめがっさハイテンションだったりするところでしょう。楽しいです。
一番お気に入りなのはハルヒの腕章が「団長」から「監督」になっているギャグですね。これ昔、なんかのマンガでやっていたような気もするけど、実はこういう小ネタが僕は好きです。
世界はなにげに、少なくとも僕にとっては、大いに盛り上がっています。
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