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炎尾燃の「いい詭弁」を魂に刻み込め! 島本和彦『吼えろペン』

2172e817.jpg 今日は島本和彦の『吼えろペン』だ!と思わずバシバシとキーボードを叩く指の勢いも強くなろうというもんです。炎尾先生、そして島本先生、僕の文章には魂がこもっていますか?
 以前も紹介した『燃えよペン』の炎尾燃(ほのおもゆる)という漫画家が主人公の熱い漫画です。炎燃は連載をいくつも抱える中堅の人気作家。そんな彼が漫画を描くためにエイリアンと手を結んだり、アメリカの一機関に命を狙われたり仮面編集(♀)に膝蹴りを入れられたりしながら、アシスタントたちと命がけで漫画を描き続ける。そんなお話です。

 以前も書きましたが、この『吼えろペン』、作者の島本和彦や、現実の漫画家と重なる部分があって面白いです。その中でも一番強烈なのが富士鷹ジュビロという漫画家の登場でした。このキャラのモデルはもちろん現在「週刊少年サンデー」で『からくりサーカス』の連載も佳境に入っている藤田和日郎先生です。お顔も本人の似顔絵そっくりで、トレードマークの赤い丸鼻もついています。そして、彼はときどき藤田絵に変貌します。『吼えペン』の中で一番面白いのは炎尾と富士鷹、この二人の対決話だと思います。

 ところで五巻の中でネタを考えてくれる妖精というのが登場するのですが、炎尾燃が「とんでもねえネタ出しやがってー!」と怒り狂った場面に島本先生の以前の作品のシーンが登場します。鳥人間がサッカー(『男の一枚レッドカード』)、人間手裏剣(『炎のニンジャマン』のカラダ手裏剣)、かまきりボクサー(『仮面ボクサー』第一話)、地区大会で百点差(『逆境ナイン』)の四つです。炎尾燃が「おれのマンガのリアリティをぶち壊してダメにしたのは 全部お前だったんだ・・・・・・!」と怒りに蒼ざめてましたが、島本マンガの魅力というのはそこにあるわけで、やっぱり炎尾燃と島本先生は別人なのかなあという感慨を僕は抱きました。
 と、いうわけで島本先生にはもっとリアリティのないぶっ飛んだ話や、僕を感動させてくれるいい詭弁を思いついていただきたいと思います。
 あと、一番好きな台詞は炎尾燃のテニスマンガを読んで、テニスを始め、世界チャンピオンになった女性の次の台詞です。

 「ありがとう、炎尾先生!ありがとうございました、結果的に!!

どういったシチュエーションかは読んでみて判断してください。爆笑間違いなしです。

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