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SF読もうぜ(256) アイザック・アシモフ『宇宙気流』

img204.jpg 高価な特殊繊維カートを産出する人類宇宙唯一の惑星フロリナ。この驚異の繊維を入手すれば、無尽蔵の富を所有することになる。だが、そのフロリナが消滅する!?驚くべき通信を残して消息を断った空間分析家の謎の失踪は、カート貿易独占を死守せんとするサーク人と、それに対抗して暗躍するトランター帝国との対立を激化させ、ついに全銀河を震撼させる大事件へと進展した!巨匠が壮大無比のスケールで描く宇宙叙事詩

面白かったです。

 初めの展開は、神経衝撃銃を撃たれて記憶を失った男の物語でした。いけ好かない貴族階級との革命話になっていきそうな展開に、(なんだかハインラインみたい)と思わず表紙の作者名を確認してしまいました。

 なかなかアクション満載の作品で、人殺しがあったり、アシモフらしくないかなあと思っていたのですが、後半に至ってミステリに変ってしまい謎のXなる人物が誰なのかという犯人探しの小説になっていきました。なので、前半と後半の分断のまずさみたいなのを感じてしまいました。僕としては後半のくだりがよかったなと思います。やはり、アシモフは知的というか、頭を使う展開が楽しいので。

 中途で大貴族の娘が出てくるのですが、キスに向かう展開など、なんだか強引な展開だなあと感じてしまう部分も多々あるので、アシモフの作品としては凡作に思ってしまうのですが、なにげに銀河帝国興亡史の一部であるので、トランターの暗躍と地球の正体の部分が大いに興味をひきました。

 『暗黒星雲の彼方に』『宇宙の小石』などの中間にあたる作品のようですが、その二冊を読んでいないので、さっそく探してみたいと思います。
 アシモフの他作品の感想
  『神々自身』
  『火星人の方法』
  『サリーはわが恋人』
  『鋼鉄都市』
  『はだかの太陽』
  『永遠の終り』
  『ファウンデーション』
  『ファウンデーション対帝国』
  『第二ファウンデーション』
  『ファウンデーションの彼方へ』
  『ファウンデーションと地球』
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