アーサー・C・クラーク『未来のプロフィル 第三章 未来の輸送機関』
動く歩道であったり、電気自動車などの普及があげられています。VTOL機が自家用車(機?)になるそうです。
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ヘンリイ・カットナー『大ちがい』
精神科に通っているフートンは、夢の中でも精神科に通っているというのだが・・・・・・。
夢も現実というパターンですが、最後はカフカになってしまいました。けっこう、強烈なオチだす。
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マイルズ・J・ブルウアーM.D.『四次元方程式』
二人の眼の前に突然出現した世にも奇怪な肉の球体。これが四次元世界の生物なのか?奇想天外、四次元ものの傑作クラシック!
というキャプションですが、正直なにがなにやらよくわかんなかった。
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リチャード・マティスン『ショク・・・』
タイムマシンでついた未来が、そんな時代だとは、彼も予想だにしなかった。何しろそこではショク・・・・・・。
未来では価値観がどうなっているかわからない。猥褻だ!といいつつ、××を××する様子に笑った。
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A・E・ヴァン・ヴォクト『消されし時を求めて』
セールスの途中、記憶を失って二週間後病院で意識を回復したセールスマン、ドレイクは、その間隙を埋めるべく調べ始めるが・・・・・・。
これは再読になるんですが、途中で登場するドラえもん的アイテムが好きです。
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アルフレッド・ベスター『時と三番街と』
本屋によった帰り、若いカップルはボインとなのる不思議な男と会う。
なにをどう間違ったら未来の年鑑がまぎれこむのだろうかと不思議に思いますが、そのへんの不思議さ加減がいい感じ。ありふれたテーマにありふれた完結ですが、まあ、時代が時代だから、当時は新しかったのかなあ?
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アラン・E・ナース『虎の尾』
捕まえた万引女の鞄を調べて驚いた。鞄の中は空っぽで、その底に黒い空間が拡がっていたのだ!
四次元ポケットです。鞄の中に四次元空間が広がっているという不思議な光景が好き。
伊藤典夫『マガジン走査線』
ハインライン『栄光の道』の紹介。
日下実男『海洋物語』
11.海底考古学の誕生 ということですが、サルベージのお話が楽しいです。
TOCON(第二回日本SF大会)リポート
1ページの報告程度なのが、ちょっとさびしいかな。『アストロ・ボーイ』の上映があったそう。
新着SF映画紹介 4Dマン(四次元の男)
マッド・サイエンティストもの。
さいえんす・とぴっくす
猫も宇宙開発に協力(仏)の記事。猫も宇宙へ?鼠と竜のゲームか?
SF DETECTOR
小松左京氏、他紙でも活躍。
野田宏一郎『SF英雄群像⑤アーコット、モーリイ&ウェイド ジョン・W・キャンベル・ジュニア作』
空賊の登場とか、古臭い感じが逆に新鮮っぽい。楽しそう。
大伴秀司『SFを創る人々・その8 円谷英二氏(東宝特技監督)』
わたくし、特撮がすき、というかゴジラが好きなので興味深く読みました。『マタンゴ』観たいです。
☆
小松左京『お召し』
その三千年前の古記録は、なんと、かつて、現代を遥かに上回る高度な文化の存在したことを裏付けていた。
この短篇は好きなのです!なんといっても、語り手の子供のストレートな気持ちがいいじゃないですか。『漂流教室』の原型みたいな作品だと思います。小松作品の中でも思い入れのある作品。
◎
ロバート・シェクリイ『ポテンシャル』
彼は記憶をなくしていた。さまざまな手がかりから、彼は人類を救うために宇宙を旅していることに気づく。しかし、彼はなにをすればいいのだ?
今だったら、物議をかもしそうな作品ですが、転移するようすが、非常に気に入りました。頭の中に入っているものに仰天。ここまであんまり登場しなかったのは、版権の関係だったそうです。
△
光瀬龍『パイロット・ファーム2029』
金星の荒野に血と汗とで築いたパイロット・ファームは、いま全滅の危機に瀕していた。
うーん、微妙。
星新一『夢魔の標的』
前回を読んでいないので、これは単行本で読もうと思います。
総評:というわけで、ベストは『お召し』。高校生のとき、初めて読んだのだけど、好きです。シェクリイも久しぶりに読めてよかったです。
人気カウンター①時果つるところ②破滅が来る!③影が重なる時④第三のドア⑤ソロモン1942年 ラインスター強いなあ。
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