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SF素人が空想科学小説に耽溺するブログ。

モラトリアム

   
カテゴリー「SF小説」の記事一覧

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SF読もうぜ(147) ロバート・A・ハインライン『月は無慈悲な夜の女王』

img078.jpg 時に西暦2076年7月4日、圧政に苦しむ世界植民地は、地球政府に対し独立を宣言した!流刑地として、また資源豊かな植民地として、地球に巨大な富をもたらしていた月世界。だが、月が人間にとって過酷な土地であることに変りはなかった。横暴を極める行政府の圧政に対し、革命のための細胞を組織化し、独立運動の気運を盛りあげていったのは、コンピュータ技術者マニーと、自意識を持つ巨大なコンピュータ〈マイク〉。だが、かれら月世界人は一隻の宇宙船も、一発のミサイルも保有してはいなかったのだ!1968年度ヒューゴー賞受賞の栄誉に輝くハインラインの問題作!
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SF読もうぜ(145) グレッグ・ベア『ブラッド・ミュージック』

6cb00dab.jpg 遺伝子工学の天才ウラムは、自分の白血球をもとに全コンピュータ業界が切望する生態素子を完成させた。だが、会社から実験中止を命じられたウラムは、みずから創造した〝知性ある細胞”を捨てきれずに、研究所からもちだしてしまった・・・・・・この新種の細胞が、人類の存在そのものを脅かすとも知らずに!気鋭がハイテクを縦横に駆使して新たなる進化のヴィジョンを壮大に描き、80年代の『幼年期の終り』と評された傑作SF。

SF読もうぜ(143) レイ・ブラッドベリ『火星年代記』

img074.jpg 火星への最初の探検隊は一人も帰還しなかった。火星人が探検隊員を彼らなりのもてなし方でもてなしたからだ。つづく二度の探検隊も同じ運命をたどる。それでも人類は怒濤のように火星へと押しよせた。やがて火星に地球人の町ができたが、そこには火星人たちの姿はなかった・・・・・・精神を欠いた物質文明の発達に厳しい批判の目をむけるポエジイとモラルの作家が26篇のオムニバス短篇で謳いあげたSF史上に輝く永遠の記念塔!

SF読もうぜ(142) シオドア・スタージョン『夢みる宝石』

img073.jpg 家出少年のホーティがもぐりこんだのは、普通でない人間たちが集うカーニヴァル。団長のモネートルには奇妙な趣味があった。宇宙から来た不思議な水晶の蒐集と研究だ。水晶たちが夢をみるとき、人や動物や植物が生まれる―――モネートルはそれを利用して、己の野望を果そうとしていたのだ。そのことを知ったホーティやカーニヴァルの団員は、恐ろしい運命の渦に巻きこまれていく。幻想SFの巨匠がつむぎだす珠玉の名品。

SF読もうぜ(139) アイザック・アシモフ『ファウンデーションの彼方へ』

img070.jpg 設立から五百年、第一ファウンデーションは今、その力の絶頂にあった。野蛮な状態に逆行した周辺惑星を併合し、死にかけた帝国や恐るべき超能力を持つミュールや謎に包まれた第二ファウンデーションをも打ちまかし・・・・・天才科学者セルダンが打ち立てた第二帝国建設のプランは、順調に進行しているかに見えた。だが、それを信じない人物がただ一人いたのだ!全世界のファンから絶大な支持を受ける巨匠の傑作シリーズ第四弾。

SF読もうぜ(138) バリントン・J・ベイリー『永劫回帰』

img068.jpg 無頼の宇宙船乗りヨアヒム・ボアズは、哲学者コロネーダーたちの手で身体改造された一種の超人だった。彼と機能的にリンクされた「船」とともに宇宙を渡るボアズの目的はただひとつ・・・・・・この宇宙は、定められた輪をたどるように幾度も同じ時を繰り返してきた。その円環構造に楔を打ち込むこと!横溢するアイデアで読者を自在に翻弄する、鬼才のワイドスクリーン・バロック!

SF読もうぜ(135) ロバート・A・ハインライン『宇宙の孤児』

img065.jpg 人々は、森、農場、廃墟、迷路などがある〈船〉が世界のすべてと信じて、種族ごとに生活を営んでいた。だが、この〈船〉は、遠い昔に人類がはじめて送り出した恒星間宇宙船だったのだ!航行途上の反乱で航宙士のほとんどが死に絶え、長い年月のうちに〈船〉は中世的迷信の世界に変貌してしまっていた。しかし、ある日、一人の若者が〈船〉の中を探検しはじめ、真相を明らかにしようとするが・・・・・・壮大無比な宇宙SF!

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