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SF素人が空想科学小説に耽溺するブログ。

モラトリアム

   
カテゴリー「SF小説」の記事一覧

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SF読もうぜ(212) アーサー・C・クラーク『2001年宇宙の旅』

img154.jpg 三百万年前の地球に出現した謎の石版は、原始的な道具も知らないヒトザルたちに何をしたのか。月面で発見された同種の石版は、人類に何を意味しているのか。宇宙船ディスカバリー号のコンピュータ、ハル9000はなぜ人類に反乱を起したのか。唯一の生存者ボーマンはどこに行き、何に出会い、何に変貌したのか・・・・・・発表以来25年、SF史上に燦然と輝く記念碑的傑作に、作者クラークの新版序文を付した完全決定版ついに登場。

SF読もうぜ(211) ウィリアム・ギブスン『ヴァーチャル・ライト』

img152.jpg 西暦2005年のサンフランシスコ。大地震によってベイ・ブリッジは倒壊し、多くのホームレスが一種の共同体を橋の上に形成していた。メッセージ運搬人の少女シェヴェットは、盗んだサングラスがもとで何人かの男に追われていた。このサングラスこそ、光子を必要とせず直接視神経に作用して視覚を発生させる装置「ヴァーチャル・ライト」だった。そのサングラスに隠された秘密とは…。近未来の都市風景を透視し、最新テクノロジーの行く末を予言しつつ、そこに蠢く人間達のドラマを見事に描ききった傑作。

SF読もうぜ(209) アーサー・C・クラーク『宇宙のランデブー』

2130年、太陽系に突如現われた謎の物体は、直径20キロ、自転周期4分という巨大な金属筒であることが判明した。人類は、長い間期待し、同時に恐れていた宇宙からの最初の訪問者をついに迎えることになったのだ!「ラーマ」と命名されたこの人工物体の調査のために派遣されたエンデヴァー号は、苦心のすえラーマとのランデヴーに成功し、その内部へと侵入していくが・・・・・・ヒューゴー賞、ネビュラ賞両賞受賞に輝く傑作長篇。

SF読もうぜ(208) アイザック・アシモフ『永遠の終り』

img151.jpg 時のはざまを彷徨し未来の安寧と平和のため過去を矯正する資格をもつ〈永遠人〉。厳しい訓練と教育を受けたハーランは15歳のときに、時間管理機関〈永遠〉の研修生となり、やがてもっとも有能な技術士の一人となった。彼の担当は482世紀。この世紀は人工生殖が隆盛をきわめた唯一の時代で、いまや〈現実矯正〉が必要とされていた。だが、〈普通人〉の美しい女性、ノイエスとの出会いは、彼の運命を狂わせた。〈現実矯正〉の結果は、愛するノイエスの消滅をも意味していたのだ。執行日は容赦なく迫るが・・・・・・!?ミステリ・タッチで描く巨匠アシモフ唯一の時間テーマSF!

SF読もうぜ(207) イアン・ワトスン『スロー・バード』

img150.jpg 垂直につづく岩壁世界の住人の暮らしぶりは?21世紀の銀座のクラブを舞台にした悲しきラブロマンスはいかがでしょう?夢の中にお菓子のCMが出てきたら、どうしますか?誕生日に両親から「世界」をプレゼントされた女の子のお話は?空中から出現しては消える〈バード〉が跳梁する世界で、スケート大会を観戦しませんか?英国SF界きっての鬼才ワトスンが、あなたを驚異の旅に案内する日本版オリジナル傑作集。

SF読もうぜ(206) アーサー・C・クラーク『海底牧場』

img149.jpg21世紀、世界連邦食料機構の海務庁牧鯨局は、食用の鯨を海で放牧し、人類の食糧需要量の一割以上をまかなうほどになっていた。その海底牧場で、牧鯨者(ホエール・ボーイ)として鯨を管理する一等監視員ドン・バーリーは、新人として配属されてきたウォルター・フランクリンの訓練をまかされることになった。だが、フランクリンにはひとに言えない過去があった・・・・・・海に生きる男たちの波瀾に満ちた運命を描く巨匠クラークの感動的な海洋SF

SF読もうぜ(205) 光瀬龍『百億の昼と千億の夜』

 ギリシアの哲人プラトン、釈迦国の王子悉達多、ナザレの救世主イエス。彼らは世界の破滅を感知し、この世界を外から支配する超越者の存在を知る。幾千億の宇宙と人類の存亡をかけ、紀元前の過去から未来までの時空間の中で、彼らは巨大な力に戦いを挑んでいくが・・・・・・宇宙の創生と終焉、神と人間、時の流れの非常さをテーマに、壮大なスケールで描く日本SF小説の金字塔。

SF読もうぜ(204) ブルース・スターリング編『ミラーシェード』

 すべては1984年に始まった。ウィリアム・ギブスンの『ニューロマンサー』が発表され、英米SF界に〈サイバーパンク〉の嵐が吹き荒れはじめたのだ。テクノロジーとメディアの驚異的な発展が、人間そのものを変化させてゆくという認識のもと、才能ある若手作家たちがぞくぞくとサイバーパンク運動へと参加してゆく。運動の輪はSF界以外にも広がり、今もなおホットな議論をまきおこしている。そして今、現在進行形のこのSF革命の最前線から、一冊のレポートが届けられた――ギブスン、スターリング、ベア、ラッカーらの傑作を結集したサイバーパンク・ショーケース登場!

SF読もうぜ(203) 小松左京『復活の日』

img147.jpg 人類に明日はあるか・・・・・・。BC(生物化学)兵器として開発された新種の細菌、それは、ちょっとした偶発事故からでも、人類を死の淵に陥れる。
 ――吹雪の大アルプスで小型機が墜落、黒こげの乗員と部品や胴体の破片が発見された。この機には、秘密裏に開発された猛毒性を持つMM菌のカプセルを搭載していた。わずか摂氏5度でも気ちがいじみた増殖をはじめ、ハツカネズミが感染後5時間で98パーセント死滅!MM菌の実験データは冷酷に告げている。
 春になり雪どけがはじまると、奇妙な死亡事故が報告されはじめた・・・・・・。
 人類滅亡の日も刻一刻と近づく。著者最高のSF長編小説。

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