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SF素人が空想科学小説に耽溺するブログ。

モラトリアム

   
カテゴリー「漫画」の記事一覧

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第二巻発売を望む! 安永航一郎『超感覚ANALマン』

d2797ad2.jpeg スネ毛と変態を書かせれば世界一。、そんな素晴らしい肩書きのつく、安永航一郎。彼の作品の中でも、特に変態度の高いのが『超感覚ANALマン』という作品です。実は『コミック電撃大王』に連載されていました。
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大人になったのび太少年 松本大洋『ドラえもん』

 音楽ではカバー作品というものをよく耳にします。個人的にはあまり好きではありません。なんだか、公開カラオケという感じで、そこには新たな解釈がないような作品が多いからです。カバーを出す意味、意義、それらに納得できるだけの理由がわかる作品でないと原曲のイメージまで損なってしまう気がします。ただ「この曲が好きで聞いてもらいたかった」という理由でリリースするのは余りにも安易ではないでしょうか。そんな持論を展開しつつ、レイザーラモンHGの「ヤングマン」を口ずさんでしまう私なのでした。♪すべての道は二丁目に通ず(まあ、新解釈といえば新解釈なのかも)・・・・・・。
 さて、音楽だけではなく、漫画にも当然カバー作品は存在します。最近では手塚治虫の『鉄腕アトム』の「地上最強のロボット」をカバーした『PLUTO』なんかが有名ですね。あとはアニメ化に便乗した少年チャンピオンが掲載している『ブラック・ジャック』のカバー企画なんてのもありました。
 しかし、あの国民的マンガを、コアなファンを持つ、あの作家がカバーしていることを知っている人は意外と少ないんじゃないでしょうか?カバーされた作品は藤子不二雄F先生の代表作『ドラえもん』、カバーしたのは『ピンポン』『鉄筋コンクリート』などで有名な松本大洋です。

偉大なる擬音の発明 安永航一郎『巨乳ハンター』

06ff94b5.jpg 『巨乳ハンター』は平成元年から、平成二年にかけて、少年サンデーやサンデー増刊号に不定期連載されたギャグマンガです。少年誌にふさわしくない題名ですが、実写でビデオ化されたときにはレンタルビデオ店で当然のごとく18禁コーナーに置いてあったそうです。しかし、このマンガにいやらしさはまったくありません。むしろ、爽快感さえ感じてしまうくらいの突きぬけっぷり。単行本は右乳篇左乳篇の全二巻です。

スネ毛は社会の迷惑です 川原泉『月夜のドレス』

5710820d.jpg 先日、マイケル・ジャクソンがバーレーンで女装しているところをカメラマンに撮られてしまったそうです。
 さて、世の中には女装マンガというジャンルがあります。私は女装をしようと思ったことはありませんが、女装をテーマにした物語は好きです。今日はそんな女装マンガの中から一篇の短篇をレビュウしたいと思います。川原泉の『月夜のドレス』です。単行本では『甲子園の空に笑え!』(花とゆめコミックス)、文庫版では『空の食欲魔人』(白泉社)に収録されている少女漫画です。

1クールのレギュラーより1回の伝説? うすた京介『武士沢レシーブ』

abd3874e.jpg かつてお笑い芸人江頭2:50はこう言い放ちました。「1クールのレギュラーより1回の伝説なんだよ!」。話は変わりますが、少年ジャンプではレギュラーに定着できず、壮絶なラストを迎えて、伝説を残す作品がままあります。「未完」の文字を残し終了した車田正実の『男坂』。さらに「ネバーエンド」で終了した『サイレントナイト翔』。「痛みを知らない子どもが嫌い。心を失くした大人が嫌い。優しい漫画が好き。バイバイ」と巻末コメントで言い残し、去っていった人もいます(後に戻ってきましたが、また十週で去りました)。しかし、この打ち切り、最終回という制度を裏をかいた形でギャグにし、伝説を残した人もいるのです。そう、我らがうすた京介です。

最強のトラウママンガ 楳図かずお『漂流教室』

a30622b7.jpg この作品は恐怖マンガの大御所楳図かずおの手によって、昭和四十七年から、昭和四十九年まで『少年サンデー』に連載されました。名作の呼び声高い作品ですが、冷静に考えると突っ込みどころがおおいです。というか、突っ込まないと心が痛くて読んでいられません
 翔の通う大和小学校が朝のホームルームの時間、突然、地震に襲われます。しかし、それはただの地震ではなかったのです。実は学校全体が未来へタイムスリップしてしまったのでした。周囲は文明も滅び去った荒漠とした大地のみ。これから、どうやって生き延びればいいのだ?というお話です。

 今日はネタバレ全開です。

それは私のおいなりさんだ あんど慶周『究極!!変態仮面』

943d7324.jpg その昔、少年ジャンプ最盛期にひとつの伝説的作品が連載されました。女性もののパンツをマスクにし、黒のストッキングを着用、ブリーフ一丁で戦うヒーローが主人公という素敵なマンガです。僕は小学生の時、このマンガが楽しくて楽しくてたまりませんでした。その強烈なインパクトは忘れたくても忘れられません。はっきり言ってトラウマに近いです。

モラトリアム 黒田硫黄『茄子』

 サイトのタイトルが「モラトリアム」ですので、モラトリアムな漫画をひとつ。黒田硫黄の『茄子』です。『茄子 アンダルシアの夏』として映画化されたのでご存知の方も多いと思われます。
 茄子に関する連作短篇という不思議なお話です。

人生を変えてくれた物語 松本大洋『ピンポン』

 さて、第一回目の記事です。なんにしようか迷ったのですが、私が人生において一番影響を受けた作品、松本大洋の『ピンポン』についてです。このブログは基本的に「こんな面白いものがあるんですよー」と紹介することを体裁にした私の自己満足のためのものなので本当に人に来ていただけるのか心配です。だから、これは私的な日記をただ公開しているだけ。ただ、それだけなんだと誰も来ないときのための予防線をここに明示しておきたい(泣)。

 幼馴染の星野豊(ペコ)と月本誠(スマイル)は卓球選手。片瀬高校に進学した二人だったが、スマイルは顧問に才能を見いだされ、めきめきと才能を開花させていく。同じ頃、海王学園では去年の全国大会の覇者風間(ドラゴン)もスマイルの才能を認め、ペコとスマイルの幼馴染佐久間(アクマ)は面白くない。辻本には中国人留学生孔文革がやってきて、大会に波乱を起こしそうだ。
 高校生たちの熱い卓球バトルを描きつつ、彼らの苦悩や恍惚を表現した青春漫画。

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