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SF素人が空想科学小説に耽溺するブログ。

モラトリアム

   
カテゴリー「漫画」の記事一覧

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『アベノ橋魔法商店街』の二巻はきっとでない。『Forget-me-not』の二巻もきっとでない。いや、十年後ぐらいにはあるいは・・・・・・。 鶴田謙二『the SPIRIT of WONDER』

bdc972d9.jpg 古本屋で掘り出し物を見つけるとものすごく嬉しい。ブックオフの百円コーナーで吾妻ひでおのサンコミの『美々』を見つけたときとか、『変態仮面』の最終巻を見つけたときとか。今日もそんな出会いがありました。なんと、モーニングKCDX72、幻の『ザ スピリット オブ ワンダーの一巻を百円でゲットしました!と書いても、わかってくれる方は少ないでしょうが。まあ、新装版もってるから特に意味はないですし・・・・・・(なんか悲しくなってきた)。
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アフタヌーン作家大集合 『大合作』

3430e044.jpg 『月刊アフタヌーン』という雑誌をご存知でしょうか。現在『蟲師』や『げんしけん』、『大きく振りかぶって』などの人気漫画を掲載している月刊漫画誌です。
 その『月刊アフタヌーン』が創刊10周年と創刊14周年(きりが悪いな)で行ったのが、アフタヌーン作家を集めて描かれた『大合作』なのです。
 岩明均、星野之宣、士郎正宗などの御大を含む数十人の作家の共同作業で描かれたこの作品は究極のセルフパロディとなっています。

萌えるな!燃えろ! 島本和彦『燃えよペン』

5b517698.jpg 島本和彦の残した数々の名言は私の胸に深く刻み込まれています。『炎の転校生』第一話の「じゃあ、先生が死ねと言ったらおまえも死ぬんだなっ?」。映画化もされた『逆境ナイン』での「それはそれ これはこれ」とか。
 熱き漫画家島本和彦の現在連載している『吼えろペン』の原型となった作品が『燃えよペン』です。主人公はもちろんあの炎尾燃(ほのおもゆる)。『ハヤテのごとく!』の畑先生が何度か作中でネタにしているキャラで、今週(vol.67)のまんが家バックステージでも言及されてました。

 熱血漫画家炎尾燃は漫画のためなら命もかける熱い男。迫力ある効果線を描くために愛車のバイクに火を放ったり、アシスタントである恋人にリテイクを出しまくって別れるはめになったりと熱すぎてどこかおかしい人物を描くという島本節全開のギャグ漫画です。

チャンピオンの看板娘 佐渡川準『無敵看板娘』

eeeda65f.jpg 『無敵看板娘』が四年に渡る連載を終えました。ただ、あまりがっかりはしていません。掲載誌はあの『週刊少年チャンピオン』です。『浦安鉄筋家族』は『元祖!浦安鉄筋家族』としてリニューアル。『グラップラー刃牙』は『刃牙』→『範馬刃牙』と改題して、二度の最終回を迎えながら、連載は続けられています。人気漫画はまるで出世魚のように名前を変えてしまうのです。『無敵看板娘』も三月十六日発売号でリニューアルして、戻ってきます。名実共にチャンピオンの看板になったわけですね。正直、ほっとはしましたが、これだけは言わせて貰います。あざといぞ、チャンピオン!
 すっきりしたところで、作品のレビュウを。

メダルじゃない。フィギュア漫画 川原泉『銀のロマンティック・・・わはは』

c38e9978.jpg トリノでは女子フィギュアのメダルが期待されています。それは過剰ともいえる期待です。JOCには日本選手がメダルをとれないことへの苛立ちか、抗議の電話が多数かかっているようです。

 今回取り上げるのは『笑う大天使』の映画化も決定した「カーラ教授」こと川原泉の『銀のロマンティック・・・わはは』です。1986年「花とゆめ」に連載されました。
 世界で活躍するバレエダンサーを父に持つ由良更紗は自分はバレエに向いてないのではないかと思っている。一方、スピードスケートで「黄金の脚」「世界のふともも」といわれている影浦忍は世界戦で金メダルを目前にしながら、転倒した選手に巻き込まれる形でケガを負い、かつてのスピードは出せなくなってしまう。そんな二人が偶然スケートリンクで出会う。見よう見まねに遊びでトリプルアクセルを跳ぶ由良と影浦をクラブのペア選手に逃げられたキラキラ・スケートクラブの烏山兄妹(コーチ)が見て、スケートにスカウト。二人はペアのフィギュア選手に転向する・・・・・・。

どこまでも突っ走れ! 木多康昭『幕張』

23e31ed2.jpg 私は暴走する芸術家が好きです。或いは悪ノリすると言い換えてもいいかもしれません。文学賞選考委員を全部叩き殺すという筒井康隆の『大いなる助走』とか、コナミを怒らせた畑健次郎の『ハヤテのごとく!』とか、ちょっとやりすぎちゃう人が大好きです。今日はいつもギリギリのスピードでコーナーへ突っ込んで行き、いつも最後には大破してしまう漫画家Kこと木多康昭の『幕張』です。

きれいなお兄さんは好きですか? 江口寿史『ストップ!ひばりくん』

bb9f8a00.jpg 女装マンガを語る上で外せないのが江口寿史の『ストップ!ひばりくん』です。この作品は1981年から1983年にかけて「週刊少年ジャンプ」に連載されました。ノーマルな男の子と女装する男の子を中心にしたラブコメです。

人外娘は好きですか? やぎさわ景一『ロボこみ』

ddfb2553.jpg やぎさわ景一の新連載がチャンピオンレッドで始まるそうです。ちょっぴり期待しています。「誰、それ」という声が聞こえましたので説明しますと、やぎさわ景一は『浦安鉄筋家族』の浜岡賢次の元アシスタント。『浦安』の巻末おまけマンガ「ヤギくん」や本編でもその姿を見ることができます。「少年チャンピオン」で03年~05年まで連載を行っていました。題名は『ロボこみ』です。

少年探偵の系譜 高橋葉介『夢幻紳士』

2686923e.jpg 江戸川乱歩『少年探偵団』の時代から、少年探偵といえば、女装と相場が決まっています。小林芳雄少年は女装どころか、仏像に化けたり百科事典に化けたりして、私を驚かせてくれたものです。そういえば、二十面相はポストに化けたりして、私を失笑させてくれました。小学生の子供に対してムキになり、苛めて楽しむといった倒錯者二十面相。なんだか微笑ましいです。明智探偵、二十面相、小林少年の関係は同性愛的三角関係である、という研究者もいます。実際、乱歩は美少年愛好家でした。
 高橋葉介『夢幻紳士』は戦前・戦後の少年探偵のイメージをそのまま固めたようなマンガです。しかし、話が進んでいく中に、どんどんギャグ漫画化していきました。『夢幻紳士』にはいくつかバージョンがありますが、今回は徳間書店版です。

被虐系ヒロイン(?)タカマルくん 近藤るるる『たかまれ!タカマル』

67a35ceb.jpeg 女装には二つのタイプがあると思います。まず、気持悪い女装(例『うる星やつら』であたるやコースケがやった女装)。次に、可愛い女装(『エイケン』における三船伝助の女装。あの絵柄を受け入れられるかは意見が割れそうですが)。昔は前者が多かった、最近では後者が増えているというのが私の印象です。
 ところで、皆さんはゲームが好きでしょうか?私はゲームを一切しません。私のゲーム歴はゲームボーイで止まっています。そんな私ですが、『週刊ファミ通』は欠かさず読んでいます。最近はニンテンドーDSの躍進が目立ちますね。私は中学生の時、『セガvs任天堂』というノンフィクションを読んで以来、ゲーム業界ウォッチが趣味なのです。
 さて、私が『ファミ通』を欠かさないのはそれだけではありません。『ファミ通』に掲載されている連載マンガを読むためです。その題名は『たかまれ!タカマル』。近藤るるるによる学園マンガです。

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