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SF素人が空想科学小説に耽溺するブログ。

モラトリアム

   
カテゴリー「SF小説」の記事一覧

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SF読もうぜ(338) ☆新井素子「ネプチューン」

 日本SF作家クラブ編『日本SF短編50Ⅱ 1973-1982』収録。

 海洋汚染の進んだ未来。海は茶色になっていた。大学生である山岸洋介、河村正行、水沢由布子はボートに乗っていた。近頃、学生の間で推理ゲームの的となっている第七工業ドームを目にし、その話をしようとした瞬間、彼らは水面にはだかの女の子が浮いているのを目にする。まるで、人魚姫のようだ。洋介はそう思う。医者に連れて行ったものの、女の子は言葉すらおぼつかない。しかも、女の子は正行の腕に噛みつき、肉を食いちぎった・・・・・・。
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SF読もうぜ(337) ◎リチャード・マシスン「おま★★」

 ハヤカワ文庫リチャード・マシスン『リアル・スティール』収録。

 交差点のど真ん中に金属球体が突如として登場した。
 1954年の過去から、ウェイド教授がタイムマシンによってやってきたのだ。球体の中をのぞきこんだ巡査は叫んだ。
「だまれ、この卑猥なクズ野郎が!」
女性たちは悲鳴をもらし、子ども達は盗み見をし、少女たちは気絶した。群集のリンチにあったウェイド教授は、ついに逮捕された。はたして、ウェイドは何を持っていたのか?

SF読もうぜ(336) ◎大原まり子「インデペンデンスデイ・イン・オオサカ (愛はなくとも資本主義)」

 大森望編『星雲賞短編SF傑作選 てのひらの宇宙』収録。

 ある日、大阪道頓堀のマンホールが吹き飛び、「いね~~~!」の声とともに、宇宙人の攻撃を受けた坊城美喜。ミナミのクラブで働く彼女はシャネルのバッグでエイリアンを打ち据え、ハイヒールのカカトで踏みつけた。エイリアンを捕獲したミキは自宅へとそれを連れ帰り、ガラの悪い大阪弁を喋るカニのような宇宙人の話を聞く。別の次元の宇宙からきたというその宇宙人にはある特技があり、ミキは彼らとの取引を始めるのだった・・・・・・。

SF読もうぜ(335) ◎石原藤夫「ハイウェイ惑星」

 日本SF作家クラブ編『日本SF短篇50 volume1』収録。

 惑星開発コンサルタント社の若手社員シオダとヒノは三千万年前に栄えていた種族の遺跡調査で惑星ネットを訪れた。その種族の信念は「まず道路を作れ」。幅3キロメートルの一直線の道路が惑星ネットを貫いている。ヘリコプターの故障で道路のすぐそばに投げ出された二人。宇宙探査艇までの距離は遠い。しかし、このハイウェイをまっすぐ行けば、そこまではたどりつけそうだ。だが、そうはうまくいかなかった!

SF読もうぜ(334) ◎豊田有恒「退魔戦記」

 日本SF作家クラブ編『日本SF短篇50 volume1』収録。

 脇田家に受け継がれている一冊の書物。その古文書には「退魔戦記」という異様な題がつけられている。しかし、その古文書には古びた様子もなく、しかも、ポリスチレン・ラテックスの改良紙のようなのだ・・・・・・

SF読もうぜ(333) ◎光瀬龍「墓碑銘二〇〇七年」

 光瀬龍の短編。日本SF作家クラブ編『日本SF短篇50 volume1』収録。

 名高い宇宙パイロットであるトジ。尊敬を集める存在である彼だが、一方で彼を忌み嫌う者もいる。遠征が失敗したときに帰還するのは、いつも彼だけだからだ。彼は仲間を見捨てたのだ。そういう見方で見る者もいる・・・・・・

SF読もうぜ(332) H・G・ウエルズ『透明人間』

 ロンドン郊外のある村に頭に包帯を巻いた奇怪な男が現れた。この男が,包帯をとり服を脱ぐと姿が消えてしまった。一体この男の正体は?誰もが一度は夢みたであろう「透明人間」願望を科学の力で実現した人間を描いたSFの古典(一八九七)。二重人格の問題を扱いSF大衆化への道をひらいたH.G.ウエルズ(一八六六―一九四六)の代表作。

SF読もうぜ(331) コニー・ウィリス『リメイク』

rimeiku.JPG デジタル化された俳優を使ったリメイクばかりが製作される近未来のハリウッド。映画マニアの大学生トムは、パーティで美しい女子学生アリスに出会った。アステアに憧れるアリスは、実現不可能な夢を抱いていた。いまや製作もされないミュージカル映画で踊りたいというのだ。だが、ある日トムは、1950年代に作られた映画で踊るアリスを見つけた。いったいどんな方法で…?恋とダンスと映画でいっぱいの心ときめく物語。
 

SF読もうぜ(330) 北野勇作『かめくん』

e0ce2144.jpeg かめくんは自分がほんもののカメではないことを知っている。クラゲ荘に住みはじめたかめくんは模造亀。新しい仕事は特殊な倉庫作業。リンゴが好き。図書館が好き。昔のことは憶えていない。とくに木星での戦争に関することは…。日常生活の背後に壮大な物語が浮上する叙情的名作。日本SF大賞受賞。

SF読もうぜ(329) ロバート・シェクリイ『標的ナンバー10』

f4b0d6df.jpeg 時は21世紀――合法的な殺人ゲームが世界各国で行われて人気を呼んでいた。ゲームには、人種、国籍を問わず誰でも自由に参加できた。競争者は、追跡者として五回、逃亡者として五回、合わせて十回勝たなければならない――十人の人間を殺して、はじめて真の勝利者となるのだった。そして勝利者には、無限といっていいほどの社会的、経済的、政治的な権利が与えられる・・・・・・。この殺人ゲームがはじまって以来、21世紀の世界には、大きな戦争はなくなっていた。それが闘争本能にとって代替行為となったからである。
 うら若き美貌の女キャロライン・メレディスは、九人めを殺害することに首尾よく成功した。追跡者の中国人が彼女を射ち損なった瞬間、豊かな乳房をおおったブラジャーに仕込んだ銃が火を吐き、追跡者を一瞬のうちに射止めたのだった。残るはあと一人。相手はすでに三回の勝負をものにしている強敵、ポルレッティと名乗る美男のイタリア人だった。彼こそは十人めの標的――彼女は勇躍ローマに飛んだ!(背表紙より)

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